係数が分数と整数の文字が、ひき算(2項)の形になっている文字式に代入する問題

こんにちは、『0からやりなおす中学数学の計算問題』(総合科学出版)などの著書がある石崎です。さて、数学は、所詮、入試で必要なもので実生活では役立たないと思っているひとも多いと思います。
そんなことはありません。数学は案外役立ちます。数学をしっかり勉強しておきましょう。具体的には、まずは基本を理解して、つぎに反復練習することです。というわけで、今回も、はりきって文字と式の計算の反復練習をしましょう。
計算問題を何度も解いて本当に数学が得意になるのかと考えるひともいるかもしれませんが、嘘だと思って解いてみてください。そのうち、数学が苦手ではなくなっていると気がつくと思いますから。繰り返し分数の計算をしているとつらくなりますが、それを乗り越えてくださいね。

<はじめてのひとへ>
・数式の表示は、MathJaxを利用しています。数式を表示させるにはネット接続とJavascriptを「オン」にすることが必要です。
・このページは印刷できます。詳しい方法は、計算問題を印刷する方法をご覧になってください。
・計算のしかたを工夫すれば楽に計算できるケースもあります。計算式はあくまで目安ですので、あらかじめご了承ください。
計算問題のページには、ほかにも、たくさん計算問題があります。

<出題内容>
文字と式の代入(中学数学)
・文字式の形:係数が整数の文字と分数の文字のひき算(2項)
・問題数:25問

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係数が分数と整数の文字がひき算(2項)の形になっている文字式に代入する問題

(1)つぎの式に、「x=2 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{3}{5}x-2x=\]

(2)つぎの式に、「x=9 」を代入すると、いくつになりますか。
\[6x - \frac{6}{5}x=\]

(3)つぎの式に、「x=2 」を代入すると、いくつになりますか。
\[5x - \frac{1}{5}x=\]

(4)つぎの式に、「x=-1 」を代入すると、いくつになりますか。
\[7x - \frac{5}{6}x=\]

(5)つぎの式に、「x=-1 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{2}{3}x-x=\]

(6)つぎの式に、「x=-1 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{1}{2}x-5x=\]

(7)つぎの式に、「x=5 」を代入すると、いくつになりますか。
\[5x - \frac{4}{9}x=\]

(8)つぎの式に、「x=-2 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{1}{3}x-6x=\]

(9)つぎの式に、「x=6 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{3}{2}x-3x=\]

(10)つぎの式に、「x=-6 」を代入すると、いくつになりますか。
\[5x - \frac{5}{7}x=\]

(11)つぎの式に、「x=-9 」を代入すると、いくつになりますか。
\[4x - \frac{9}{8}x=\]

(12)つぎの式に、「x=-1 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{5}{9}x-9x=\]

(13)つぎの式に、「x=7 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{3}{8}x-3x=\]

(14)つぎの式に、「x=8 」を代入すると、いくつになりますか。
\[7x - \frac{1}{4}x=\]

(15)つぎの式に、「x=4 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{6}{5}x-8x=\]

(16)つぎの式に、「x=-4 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{2}{5}x-x=\]

(17)つぎの式に、「x=9 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{4}{3}x-3x=\]

(18)つぎの式に、「x=5 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{1}{2}x-7x=\]

(19)つぎの式に、「x=7 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{1}{2}x-x=\]

(20)つぎの式に、「x=1 」を代入すると、いくつになりますか。
\[9x - \frac{1}{2}x=\]

(21)つぎの式に、「x=3 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{4}{9}x-x=\]

(22)つぎの式に、「x=5 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{1}{3}x-2x=\]

(23)つぎの式に、「x=-4 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{2}{3}x-x=\]

(24)つぎの式に、「x=2 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{4}{3}x-2x=\]

(25)つぎの式に、「x=-2 」を代入すると、いくつになりますか。
\[5x - \frac{1}{5}x=\]

係数が分数と整数の文字がひき算(2項)の形になっている文字式に代入する問題(解きかた)

(1)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{3}{5}x-\frac{2}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{3*1-2*5}{5*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=2 」を代入します。
\[- \frac{7}{5}x\]
(2)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{6}{1}-\frac{6}{5}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{6*5-6*1}{1*5}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=9 」を代入します。
\[\frac{24}{5}x\]
(3)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{5}{1}-\frac{1}{5}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{5*5-1*1}{1*5}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=2 」を代入します。
\[\frac{24}{5}x\]
(4)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{7}{1}-\frac{5}{6}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{7*6-5*1}{1*6}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-1 」を代入します。
\[\frac{37}{6}x\]
(5)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{2}{3}x-\frac{1}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{2*1-1*3}{3*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-1 」を代入します。
\[- \frac{1}{3}x\]
(6)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{1}{2}x-\frac{5}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{1*1-5*2}{2*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-1 」を代入します。
\[- \frac{9}{2}x\]
(7)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{5}{1}-\frac{4}{9}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{5*9-4*1}{1*9}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=5 」を代入します。
\[\frac{41}{9}x\]
(8)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{1}{3}x-\frac{6}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{1*1-6*3}{3*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-2 」を代入します。
\[- \frac{17}{3}x\]
(9)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{3}{2}x-\frac{3}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{3*1-3*2}{2*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=6 」を代入します。
\[- \frac{3}{2}x\]
(10)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{5}{1}-\frac{5}{7}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{5*7-5*1}{1*7}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-6 」を代入します。
\[\frac{30}{7}x\]
(11)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{4}{1}-\frac{9}{8}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{4*8-9*1}{1*8}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-9 」を代入します。
\[\frac{23}{8}x\]
(12)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{5}{9}x-\frac{9}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{5*1-9*9}{9*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-1 」を代入します。
\[- \frac{76}{9}x\]
(13)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{3}{8}x-\frac{3}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{3*1-3*8}{8*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=7 」を代入します。
\[- \frac{21}{8}x\]
(14)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{7}{1}-\frac{1}{4}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{7*4-1*1}{1*4}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=8 」を代入します。
\[\frac{27}{4}x\]
(15)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{6}{5}x-\frac{8}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{6*1-8*5}{5*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=4 」を代入します。
\[- \frac{34}{5}x\]
(16)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{2}{5}x-\frac{1}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{2*1-1*5}{5*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-4 」を代入します。
\[- \frac{3}{5}x\]
(17)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{4}{3}x-\frac{3}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{4*1-3*3}{3*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=9 」を代入します。
\[- \frac{5}{3}x\]
(18)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{1}{2}x-\frac{7}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{1*1-7*2}{2*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=5 」を代入します。
\[- \frac{13}{2}x\]
(19)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{1}{2}x-\frac{1}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{1*1-1*2}{2*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=7 」を代入します。
\[- \frac{1}{2}x\]
(20)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{9}{1}-\frac{1}{2}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{9*2-1*1}{1*2}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=1 」を代入します。
\[\frac{17}{2}x\]
(21)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{4}{9}x-\frac{1}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{4*1-1*9}{9*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=3 」を代入します。
\[- \frac{5}{9}x\]
(22)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{1}{3}x-\frac{2}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{1*1-2*3}{3*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=5 」を代入します。
\[- \frac{5}{3}x\]
(23)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{2}{3}x-\frac{1}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{2*1-1*3}{3*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-4 」を代入します。
\[- \frac{1}{3}x\]
(24)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{4}{3}x-\frac{2}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{4*1-2*3}{3*1}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=2 」を代入します。
\[- \frac{2}{3}x\]
(25)さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{5}{1}-\frac{1}{5}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{5*5-1*1}{1*5}x=\]
約分:約分はありません。

さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-2 」を代入します。
\[\frac{24}{5}x\]

係数が分数と整数の文字がひき算(2項)の形になっている文字式に代入する問題(解答)

人は誰しもケアレスミスなどの計算ミスをするものです。特に緊張を強いられる試験では顕著です。そのようなミスはどうやっても防げないというひともいますが、それは間違いです。計算ミスを防ぐ方法はあります。
それは、繰り返し計算問題を解くだけです。何度も問題を解くと、たとえ緊張しても正確に計算できるようになります。
シンプルな方法ですが、効果的です。ケアレスミスをなくすだけで数学の成績はあがるので、何度も繰り返し問題を解きましょう。
ちなみに、塾にて小テストで繰り返し同じような問題を解かせたとき、生徒のケアレスミスをゼロにはできませんでした。ただ、問題を解かせれば解かせるほど、ケアレスミスの量は減りました。やはり効果があるようです。

(1)\[- \frac{14}{5}\]

(2)\[\frac{216}{5}\]

(3)\[\frac{48}{5}\]

(4)\[- \frac{37}{6}\]

(5)\[\frac{1}{3}\]

(6)\[\frac{9}{2}\]

(7)\[\frac{205}{9}\]

(8)\[\frac{34}{3}\]

(9)\begin{eqnarray}-9\end{eqnarray}

(10)\[- \frac{180}{7}\]

(11)\[- \frac{207}{8}\]

(12)\[\frac{76}{9}\]

(13)\[- \frac{147}{8}\]

(14)\begin{eqnarray}54\end{eqnarray}

(15)\[- \frac{136}{5}\]

(16)\[\frac{12}{5}\]

(17)\begin{eqnarray}-15\end{eqnarray}

(18)\[- \frac{65}{2}\]

(19)\[- \frac{7}{2}\]

(20)\[\frac{17}{2}\]

(21)\[- \frac{5}{3}\]

(22)\[- \frac{25}{3}\]

(23)\[\frac{4}{3}\]

(24)\[- \frac{4}{3}\]

(25)\[- \frac{48}{5}\]

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