【中学数学】置きかえて共通項（整数）で因数分解する問題 No.78
『5つのパターンで9割わかる！中学数学の文章題』（総合科学出版）などの著書がある石崎です。いきなりですが、因数分解はまずは共通項でくくります。
つぎに、公式にあてはめます。たくさんの問題を解けばどの公式にあてはめられるのかがわかるようになります。というわけで、因数分解の演習問題を解きましょう。
＜はじめてのひとへ＞
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・計算のしかたを工夫すれば楽に計算できるケースもあります。計算式はあくまで目安ですので、あらかじめご了承ください。
・計算問題のページには、ほかにも、たくさん計算問題があります。
＜出題内容＞
・対象：中学三年生（中学数学）
・種類：因数分解（置きかえて因数分解する問題）
・因数分解の方法：共通項（整数）で因数分解
・問題数：20問
※公式
\[x^2-y^2=(x+y)(x-y)\]\[x^2+2xy+y^2=(x+y)^2\]\[x^2-2xy+y^2=(x-y)^2\]\[x^2+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)\]\[x^2+(ay+by)x+aby^2=(x+ay)(x+by)\]
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置きかえて因数分解する問題
（1）因数分解してください。
\[7(x-6)+14\]
（2）因数分解してください。
\[7(x+8)-28\]
（3）因数分解してください。
\[8(a+8)+40\]
（4）因数分解してください。
\[7(a+3)-35\]
（5）因数分解してください。
\[-8(a+9)-72\]
（6）因数分解してください。
\[8(a+6)+32\]
（7）因数分解してください。
\[-3(a+9)+24\]
（8）因数分解してください。
\[7(x-7)-63\]
（9）因数分解してください。
\[2(x-1)+2\]
（10）因数分解してください。
\[7(x-3)-35\]
（11）因数分解してください。
\[-2(x-6)-18\]
（12）因数分解してください。
\[-4(x-1)+24\]
（13）因数分解してください。
\[-5(a-4)-45\]
（14）因数分解してください。
\[-6(a-4)-30\]
（15）因数分解してください。
\[8(a+2)+8\]
（16）因数分解してください。
\[8(a+8)-32\]
（17）因数分解してください。
\[9(x+4)-81\]
（18）因数分解してください。
\[-7(x+7)+49\]
（19）因数分解してください。
\[9(x-6)-81\]
（20）因数分解してください。
\[3(x+4)+21\]
置きかえて因数分解する問題（計算式）
（1）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[7A+14\]
つぎのようになります。
\[7(A+2)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[7(x-6+2)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[7×(x-6)+7×2\]
（2）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[7A-28\]
つぎのようになります。
\[7(A-4)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[7(x+8-4)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[7×(x+8)+7×(-4)\]
（3）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[8A+40\]
つぎのようになります。
\[8(A+5)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[8(a+8+5)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[8×(a+8)+8×5\]
（4）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[7A-35\]
つぎのようになります。
\[7(A-5)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[7(a+3-5)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[7×(a+3)+7×(-5)\]
（5）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-8A-72\]
つぎのようになります。
\[-8(A+9)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-8(a+9+9)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-8)×(a+9)+(-8)×9\]
（6）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[8A+32\]
つぎのようになります。
\[8(A+4)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[8(a+6+4)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[8×(a+6)+8×4\]
（7）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-3A+24\]
つぎのようになります。
\[-3(A-8)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-3(a+9-8)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-3)×(a+9)+(-3)×(-8)\]
（8）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[7A-63\]
つぎのようになります。
\[7(A-9)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[7(x-7-9)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[7×(x-7)+7×(-9)\]
（9）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[2A+2\]
つぎのようになります。
\[2(A+1)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[2(x-1+1)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[2×(x-1)+2×1\]
（10）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[7A-35\]
つぎのようになります。
\[7(A-5)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[7(x-3-5)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[7×(x-3)+7×(-5)\]
（11）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-2A-18\]
つぎのようになります。
\[-2(A+9)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-2(x-6+9)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-2)×(x-6)+(-2)×9\]
（12）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-4A+24\]
つぎのようになります。
\[-4(A-6)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-4(x-1-6)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-4)×(x-1)+(-4)×(-6)\]
（13）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-5A-45\]
つぎのようになります。
\[-5(A+9)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-5(a-4+9)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-5)×(a-4)+(-5)×9\]
（14）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-6A-30\]
つぎのようになります。
\[-6(A+5)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-6(a-4+5)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-6)×(a-4)+(-6)×5\]
（15）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[8A+8\]
つぎのようになります。
\[8(A+1)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[8(a+2+1)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[8×(a+2)+8×1\]
（16）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[8A-32\]
つぎのようになります。
\[8(A-4)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[8(a+8-4)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[8×(a+8)+8×(-4)\]
（17）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[9A-81\]
つぎのようになります。
\[9(A-9)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[9(x+4-9)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[9×(x+4)+9×(-9)\]
（18）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-7A+49\]
つぎのようになります。
\[-7(A-7)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-7(x+7-7)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-7)×(x+7)+(-7)×(-7)\]
（19）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[9A-81\]
つぎのようになります。
\[9(A-9)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[9(x-6-9)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[9×(x-6)+9×(-9)\]
（20）（ ）を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[3A+21\]
つぎのようになります。
\[3(A+7)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[3(x+4+7)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[3×(x+4)+3×7\]
置きかえて因数分解する問題（解答）
まずは、参考書を読んでしっかり理解することが大切です。その際、数学が嫌いならば、できるだけわかりやすいテキストや参考書で勉強しましょう。
つぎに演習問題を解きます。良問を解くと効率がいいのですが、苦手なひとは同じような問題でも数字を変えると間違えてしまうようなことがあるので、お勧めしません。そこで、数値だけ変えた練習問題を解いていくといいでしょう。そのような練習問題はどこにあるのでしょうか。まさしくこのウェブサイトです。
（1）答えはつぎのようになります。
\[7(x-4)\]
（2）答えはつぎのようになります。
\[7(x+4)\]
（3）答えはつぎのようになります。
\[8(a+13)\]
（4）答えはつぎのようになります。
\[7(a-2)\]
（5）答えはつぎのようになります。
\[-8(a+18)\]
（6）答えはつぎのようになります。
\[8(a+10)\]
（7）答えはつぎのようになります。
\[-3(a+1)\]
（8）答えはつぎのようになります。
\[7(x-16)\]
（9）答えはつぎのようになります。
\[2x\]
（10）答えはつぎのようになります。
\[7(x-8)\]
（11）答えはつぎのようになります。
\[-2(x+3)\]
（12）答えはつぎのようになります。
\[-4(x-7)\]
（13）答えはつぎのようになります。
\[-5(a+5)\]
（14）答えはつぎのようになります。
\[-6(a+1)\]
（15）答えはつぎのようになります。
\[8(a+3)\]
（16）答えはつぎのようになります。
\[8(a+4)\]
（17）答えはつぎのようになります。
\[9(x-5)\]
（18）答えはつぎのようになります。
\[-7x\]
（19）答えはつぎのようになります。
\[9(x-15)\]
（20）答えはつぎのようになります。
\[3(x+11)\]