【中学数学】置きかえて因数分解する問題 No.125
こんにちは、石崎です。『0からやりなおす中学数学の計算問題』『5つのパターンで9割わかる!中学数学の文章題』(総合科学出版)などの著者です。
さて、数学は、所詮、入試でしか利用しないと思っているひとも多いと思います。
いえいえ、そんなことはないですよ。数学は案外役立ちます。数学の勉強をしっかりとしておきましょう。具体的には、まずは基本を理解して、つぎに反復練習することです。というわけで、因数分解の演習問題を解く練習をしましょう。
<はじめてのひとへ>
・数式の表示は、MathJaxを利用しています。数式を表示させるにはネット接続とJavascriptを「オン」にすることが必要です。
・このページは印刷できます。詳しい方法は、計算問題を印刷する方法をご覧になってください。
・計算のしかたを工夫すれば楽に計算できるケースもあります。計算式はあくまで目安ですので、あらかじめご了承ください。
・計算問題のページには、ほかにも、たくさん計算問題があります。
<出題内容>
・対象:中学三年生(中学数学)
・種類:因数分解(置きかえて因数分解する問題)
・因数分解の方法:因数分解
・問題数:20問
※公式
x2−y2=(x+y)(x−y)x2+2xy+y2=(x+y)2x2−2xy+y2=(x−y)2x2+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)x2+(ay+by)x+aby2=(x+ay)(x+by)
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置きかえて因数分解する問題
(1)因数分解してください。
(x+8)2+14(x+8)+49
(2)因数分解してください。
(x−6)2−36
(3)因数分解してください。
(x+2)2−12(x+2)+36
(4)因数分解してください。
3(x+2)−12
(5)因数分解してください。
(a−1)2−9
(6)因数分解してください。
(a−6)2−49
(7)因数分解してください。
−(a−2)2−2(a−2)
(8)因数分解してください。
−(x−5)2−3(x−5)
(9)因数分解してください。
(x+6)2+4(x+6)−12
(10)因数分解してください。
(x−6)2−12(x−6)+36
(11)因数分解してください。
(x+7)2−25
(12)因数分解してください。
9(a−9)−18
(13)因数分解してください。
(x−8)2−14(x−8)+49
(14)因数分解してください。
(x+4)2+11(x+4)+30
(15)因数分解してください。
(x−4)2+12(x−4)+36
(16)因数分解してください。
−5(x−9)+5
(17)因数分解してください。
(a+4)2+10(a+4)+25
(18)因数分解してください。
(a−5)2−8(a−5)
(19)因数分解してください。
(x+3)2−(x+3)
(20)因数分解してください。
(x+3)2−4
置きかえて因数分解する問題(計算式)
(1)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
A2+2×A×7+(7)2
つぎのようになります。
(A+7)2
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(x+8+7)2
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(x+8)2+2×(x+8)×7+(7)2
(2)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
(A)2−(6)2
つぎのようになります。
(A+6)(A−6)
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(x−6+6)(x−6−6)
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(x−6)2−(6)2
(3)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
A2−2×A×6+(6)2
つぎのようになります。
(A−6)2
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(x+2−6)2
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(x+2)2−2×(x+2)×6+(6)2
(4)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
3A−12
つぎのようになります。
3(A−4)
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
3(x+2−4)
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
3×(x+2)+3×(−4)
(5)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
(A)2−(3)2
つぎのようになります。
(A+3)(A−3)
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(a−1+3)(a−1−3)
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(a−1)2−(3)2
(6)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
(A)2−(7)2
つぎのようになります。
(A+7)(A−7)
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(a−6+7)(a−6−7)
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(a−6)2−(7)2
(7)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
−A2−2A
つぎのようになります。
−A(A+2)
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
−(a−2)(a−2+2)
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
−(a−2)×(a−2)−(a−2)×2
(8)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
−A2−3A
つぎのようになります。
−A(A+3)
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
−(x−5)(x−5+3)
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
−(x−5)×(x−5)−(x−5)×3
(9)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
A2+{(−2)+6}A+(−2)×6
つぎのようになります。
(A−2)(A+6)
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(x+6−2)(x+6+6)
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(x+6)2+{(−2)+6}(x+6)+(−2)×6
(10)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
A2−2×A×6+(6)2
つぎのようになります。
(A−6)2
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(x−6−6)2
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(x−6)2−2×(x−6)×6+(6)2
(11)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
(A)2−(5)2
つぎのようになります。
(A+5)(A−5)
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(x+7+5)(x+7−5)
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(x+7)2−(5)2
(12)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
9A−18
つぎのようになります。
9(A−2)
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
9(a−9−2)
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
9×(a−9)+9×(−2)
(13)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
A2−2×A×7+(7)2
つぎのようになります。
(A−7)2
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(x−8−7)2
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(x−8)2−2×(x−8)×7+(7)2
(14)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
A2+(5+6)A+5×6
つぎのようになります。
(A+5)(A+6)
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(x+4+5)(x+4+6)
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(x+4)2+(5+6)(x+4)+5×6
(15)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
A2+2×A×6+(6)2
つぎのようになります。
(A+6)2
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(x−4+6)2
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(x−4)2+2×(x−4)×6+(6)2
(16)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
−5A+5
つぎのようになります。
−5(A−1)
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
−5(x−9−1)
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(−5)×(x−9)+(−5)×(−1)
(17)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
A2+2×A×5+(5)2
つぎのようになります。
(A+5)2
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(a+4+5)2
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(a+4)2+2×(a+4)×5+(5)2
(18)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
A2−8A
つぎのようになります。
A(A−8)
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(a−5)(a−5−8)
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(a−5)×(a−5)+(a−5)×(−8)
(19)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
A2−A
つぎのようになります。
A(A−1)
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(x+3)(x+3−1)
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(x+3)×(x+3)+(x+3)×(−1)
(20)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
(A)2−(2)2
つぎのようになります。
(A+2)(A−2)
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
(x+3+2)(x+3−2)
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
(x+3)2−(2)2
置きかえて因数分解する問題(解答)
数学といえばケアレスミスといっても過言ではないほど、ケアレスミスをよく見かけます。実はケアレスミスはシンプルな方法で減らすことができます。どのようにすればいいのでしょうか。
それは、ひたすら計算問題を解くだけです。解いた問題が多ければ多いほど慣れて緊張しても正確に計算できるようになります。
シンプルな方法ですが、効果てきめんです。ケアレスミスをなくすだけで数学の成績はあがるので、何度も繰り返し問題を解きましょう。
(1)答えはつぎのようになります。
(x+15)2
(2)答えはつぎのようになります。
(x+0)(x−12)
(3)答えはつぎのようになります。
(x−4)2
(4)答えはつぎのようになります。
3(x−2)
(5)答えはつぎのようになります。
(a+2)(a−4)
(6)答えはつぎのようになります。
(a+1)(a−13)
(7)答えはつぎのようになります。
−1(a−2)
(8)答えはつぎのようになります。
−(x−5)(x−2)
(9)答えはつぎのようになります。
(x+4)(x+12)
(10)答えはつぎのようになります。
(x−12)2
(11)答えはつぎのようになります。
(x+12)(x+2)
(12)答えはつぎのようになります。
9(a−11)
(13)答えはつぎのようになります。
(x−15)2
(14)答えはつぎのようになります。
(x+9)(x+10)
(15)答えはつぎのようになります。
(x+2)2
(16)答えはつぎのようになります。
−5(x−10)
(17)答えはつぎのようになります。
(a+9)2
(18)答えはつぎのようになります。
(a−5)(a−13)
(19)答えはつぎのようになります。
(x+3)(x+2)
(20)答えはつぎのようになります。
(x+5)(x+1)