看護師になりたい!でも数学が苦手な人へ

看護師になるためには数学もできるようになる必要がありますが、「数学は苦手」と感じている人も多いのではないでしょうか。
※看護師になるためには看護学校などに入る必要があります。その入試のときに数学を勉強しておく必要があります。

しかし、ご安心ください!
もし、あなたが看護師になりたくて、でも数学が苦手……と思っているのなら、このページをよく読んでください。

実は、数学が苦手な人には、「ある共通点」があって、それを克服すれば、看護師の試験で必要な数学くらいでであれば「得意」になるのですが、このページでは、その共通点と、どのように「数学嫌い」を克服すればいいのかを解説していますから。

スポンサード リンク


数学が苦手な人の共通点

積み木は、下の段をうまく積めていなければ、たとえ、どれだけ頑張っても、上の段に積むことはできません。
数学は「積み木」と似ています。
もし下の段をうまく詰めないと、たとえば、つぎのようなことが起きます。

・算数の分数でつまづいたまま放置 → 中学数学でひっかかる → 数学が苦手
・中学数学の二次関数でつまづいたまま放置 → 高校数学でひっかかる → 数学が苦手

これで、もう数学が苦手な人たちの共通点が何なのかわかったのではないでしょうか。

数学が苦手な人たちの共通点。
それは、本来は算数、中学数学、高校数学という順で知識が整然と積み重なっていないといけないのですが、中学数学が苦手な人たちは算数、高校数学が苦手な人たちは算数や中学数学のどこかでつまづいたまま放置しているのです。

そのような状況の中、どれだけ努力しても、数学が得意にならないのはわかるのではないでしょうか。

苦手な数学を得意にする方法。
それは、たとえば、つぎのようにすればいいとわかると思います。

・高校数学が苦手と感じている → 中学数学からやりなおす
・中学数学が苦手と感じている → 算数からやりなおす

ただ、受験にかけられる時間は限られていますし、算数から勉強するのはすこし非効率です。
そこで、お勧めなのが、つぎの参考書です。
算数からゆっくり丁寧に解説しているので、中学数学の計算問題に関しては、基礎知識を効率的に身につけることができます。
また、数学が苦手な人に特化しているので、中学数学から苦手だった人に特にお勧めできます。

『0(ゼロ)からやりなおす中学数学の計算問題』(総合科学出版)

スポンサード リンク


看護師の国家試験や実務でも中学数学レベルは知っておいたほうがいい

看護師の国家試験には数学の科目はありませんし、看護師にも数学を苦手とする人もいるようです。
しかし、国家試験において、点滴の滴下速度の計算、酸素ボンベの残量計算、薬剤の希釈濃度の計算、輸液ポンプの計算、BMIの計算などが出題されることもありますし、実務でも同様の計算を求められることがあります。

これを式を丸暗記することで乗り切ることもできますが、看護師は人の命を左右する職種です。
せめて、中学数学、場合によっては算数も習得しておくことをお勧めします。

「数学を勉強するすべての人へ」のトップページ