絶対値

●問題
「次の値を求めよ。(1)|x|」

xはいろいろな値をとるのに、その絶対値って・・・?

■重要
数式は以下のルールに従って書いています。
分数・・・2分の1 → 1/2、5分の3掛けるx → (3/5)x
次数・・・xの2乗 → x^2、2xの2乗 → 2x^2

スポンサード リンク


方向性

場合分けする。

解法

|←この記号。

|←これで挟まれてるのが絶対値。

絶対値とは、原点からの距離。つまり数字の符号を取った数になります。
数直線を書いて、原点からどれだけ離れているか調べてみると確実です。

例えば、|−3|=3ですね。
−3は原点から3離れているので、−3の絶対値は3です。

もう少し他の例も考えてみましょう。
|2|−|−5|=2−5=−3
となりますね。|2|は原点から2離れていて、|−5|は原点から5離れています。それを引き算するのだから、−3です。

つまりはプラスの数はそのまま、マイナスの数は符号を変える
ということが出来ます。


数字の絶対値ならわかりやすいですが、|x|と言われると困ってしまいますよね。
xって言われても、xはどんな値なのかわかんないし・・・

そうです!?

xはどんな値なのかわかんないから、場合分けをしてあげないといけないのですね〜。

「中身の数がプラスのときはそのまま、マイナスのときは符号を変える。」

これを実践すれば、絶対値は必ずできます。
この問題の場合は、中身がプラス→x≧0,中身がマイナスx<0ですね。
つまり、x≧0のときと、x<0のときの2通りに場合分けすれば良いのです。

スポンサード リンク


解答

x≧0のとき、|x|=x,x<0のとき、|x|=−x

「数学を勉強するすべての人へ」のトップページ